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バランシングマシン(動釣合い試験機)

バランシングマシンは、物体が回転する際に生じる振動を減らすために使用される機械です。
例えば、回転する車輪やローター、タービンなどの部品が重心のバランスを欠いている場合、
回転時に振動や騒音が発生し、その結果製品寿命や性能に悪影響を及ぼす可能性があります。

国際計測器のバランシングマシンは、このような回転体の「アンバランス位置」と「不釣合い量」を正確に検知することが可能です。
過剰な重量を持つ箇所を削るマイナス修正や、不足している箇所に重量を加えるプラス修正を施すことで、バランスを取り戻します。
これにより、機械の性能を最適化し、安定した回転を実現することができます。

バランシングマシンは手動測定の汎用機から、全自動での計測・修正にも対応しており、
お客様の要望やバランス対象物に応じて、最適な製品をご提供いたします。

「自社製品はバランス計測が可能なのか?」
「どのように計測し、どのようにバランス修正を行うのか?」
など、些細なことでも結構ですので、お気軽にご相談ください。
具体的にどのように計測し、どのようにバランス修正を行うかについてもご説明いたします。

バランシングマシン(動釣合い試験機)シリーズ

手動タイプ

  • CPU制御自動位置決め方式
    ヨコ型1面・2面バランシングマシン

    CPU制御自動位置決め方式 ヨコ型1面・2面バランシングマシン
    ※画像は2面
  • CPU制御セルフ駆動方式
    ヨコ型1面・2面バランシングマシン

    CPU制御セルフ駆動方式 ヨコ型1面・2面バランシングマシン
    ※画像は2面
  • CPU制御自動位置決め方式
    タテ型1面・2面バランシングマシン

    CPU制御自動位置決め方式 タテ型1面・2面バランシングマシン
    ※画像は2面
  • CPU制御セルフ駆動方式
    タテ型1面・2面バランシングマシン

    CPU制御セルフ駆動方式 タテ型1面・2面バランシングマシン
    ※画像は1面
  • ハード演算方式のバランシングマシン

    ハード演算方式のバランシングマシン1
    ハード演算方式のバランシングマシン2

半自動タイプ

  • 半自動バランス修正システム

    半自動バランス修正システム

自動タイプ

  • 全自動バランス修正システム

    全自動バランス修正システム 2ステーションタイプ
    2ステーションタイプ
    全自動バランス修正システム 6ステーションタイプ
    6ステーションタイプ

巻線総合試験機

巻線総合試験機は、ステータコイルやアマチュアコイルなどの巻線部品の品質を検査するための試験機です。
各試験をCPUによって制御し、測定項目の規格ごとに良否判定を行います。
・抵抗試験:巻線の電気抵抗値を測定し、品質を評価
・インパルス試験:高電圧パルスを加えて耐電圧性能を評価
・絶縁抵抗試験:巻線とアース間の絶縁抵抗値を測定し、絶縁性能を評価
・絶縁耐圧試験:高電圧を加えて耐電圧性能を評価

その他試験項目として、回転方向試験や部分放電の試験を追加することができます。
また、パソコンやPLCの組み込み、測定データの保存、データの紐付けも可能です。

「自社製品をインパルス試験すると、どのような波形が出るか、どのような波形比較になるのか」
「部分放電を行った場合どのような試験結果が出てくるか」
など、仕様や試験結果、その他些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。

試験項目

抵抗測定・絶縁抵抗試験・耐圧試験・インパルス試験(レアショート試験)

回転方向試験・部分放電試験等

総合巻線試験機

インパルス巻線試験機

インパルス試験機は、電気機器や電線・ケーブルなどの絶縁不良を検査するために、高電圧のインパルス電圧を印加する試験機です。
インパルス電圧は、高い電圧変化率を持ち、非常に短い時間で印加されるため、通常の定格電圧よりも高い電場を作り出すことができます。そのため、雷やサージなどの瞬間的な高電圧・高周波の発生によって生じる電磁ノイズや電気的ストレスなどに対する、耐電圧・耐サージ性能を評価するために使用されます。

本試験機の使用例として、複数の良品コイルの波形を取得し、最も平均的な波形を選定してマスター波形として登録することができます。そして、このマスター波形とサンプルコイルの波形を比較し、「面積比較(AREA)」や「波形差面積比較(DIF-AREA)」で項目ごとに定めた規格に基づき品質判定を行うことができます。
この試験によって、コイルの断線はもちろんのこと、直流抵抗試験では検出できない絶縁不良やレアショートなどを簡単に発見することができます。

また、ダミーパルスを設定し、消磁することで従来の波形同士での比較が可能です。
そのため、製品の全数検査に導入されることが多く、コイル線材の絶縁耐力を確認することも可能です。また、開発や試作の工程での使用事例も多数あります。

 「自社のコイルでも計測ができるのか」
 「波形はどのように表示されるのか」
など些細なことでも結構ですのでお気軽にご相談ください。

インパルス巻線試験機